取り組み
りんごワークショップ
2016.10.11及び10.17
10月9日、15日のワークショップでは、りんご狩りを本田りんご園様にご協力いただき、ジャム瓶のラベル作りとシルク印刷体験は旧上岡小学校で行った。
この時期は、ジャム作りに適した紅玉をはじめ、ジョナゴールド、陽光、晴明の4品種のりんごが食べごろだった。参加者達はそれぞれを味見し、気に入った品種を収穫した。
ジャム瓶のラベル作りは、白紙のものと、色を染めるだけで完成する塗り絵シールを用意し、それを透明シールで保護する仕組みだったが、保護用の透明シールに直接描き、瓶の透け感を活かすなど、参加者達は自由にラベルのデザインを楽しんだ。
開催2回目には、参加者募集のチラシ配りや、前回参加したスタッフが作ったジャムの見本などを置き、初回よりも多くの参加者を集めた。その多くは家族連れだったが、参加者のなかには、埼玉県から袋田の滝を目当てに立ち寄った、20代前半男性の5人組もいた。
また、ラベル作りやシルク印刷体験のみの参加と、印刷済みのトートバックの販売も受け付けた。
シルク印刷の珍しさに見学者が集まり、多くの人が興味をもってくれたように思う。
文:黒澤 文子 (Vangraphics)
こんにゃく作り
2016.10.22
こんにゃく作りは、大久保農園の大久保さんとしゃも農家のイザワさん(こんにゃく作りの達人)に教えて頂いた。
はじめに、大子で採れた蒟蒻芋を見せながら、その特徴や体験の流れの説明があった。蒟蒻芋は直接触ると痒くなるため、特にお子様に注意を促していた。参加者達は、はじめて見る蒟蒻芋の形と独特の香りに驚いていた。
厨房にてグループに分かれ、ミキサーにかけた蒟蒻芋を鍋に入れ、焦げないよう30分ほど交代しながらかき混ぜ続けた。液状だった蒟蒻の粘度が増して徐々に固まるため、参加者は苦戦しているようだった。素手で触れることに気をつけながらも和気藹々と楽しそうに取り組んでいた。
わずか2個の蒟蒻芋から11名分(1人分約700g)のこんにゃくが仕上がり、出来たてのこんにゃくの温かさや、感触と香りに参加者は満足そうだった。
こんにゃくを寝かる間の待ち時間は、トートバッグへのシルク印刷を体験。時間を持て余すのではと心配したが、人数が多いため順調に進行することができた。幼稚園児から70代のご高齢者まで、自分の好きな色を選んで印刷されていた。ほとんどの方は初めて体験されたが、きれいに仕上げていた。参加者の中には、印刷体験したトートバッグに自分で絵を添えるなどアレンジを楽しんでいた。
文:黒澤 文子 (Vangraphics)