昆虫の木目込オブジェ insectum

創業100年の江戸木目込人形工房松崎人形により製作。
木目込人形とは桐塑のボディに溝を掘り、その溝に沿って布地を押し込んで人形を作る伝統工芸です。

木目込人形の面と溝の構成が昆虫に似ていることから着想し、従来の製造方法では困難な細かい造形や薄いパーツ構成を3Dプリンターで原型を出力することで実現しました。
100万種と多種多様な昆虫も頭/胴/腹に脚が6本という基本構成が同じことに着目し、基本となる3Dデータを変形させることで複数種に対応しています。腹側は真鍮で、背側に裂地を木目込むことで、伝統が感じられながらも新鮮な美しさの昆虫がオブジェとして誕生しました。

パッケージは、昆虫標本のような桐箱なので、そのまま飾ることができます。