活動内容

3月26日(日)、茨城県水戸市の京成百貨店で「IBARAKI DESIGN MUSEUM Vol.2 もりのびじゅつかん」のワークショップが開催されました。
 道の駅かさまでの展開に続き、2回目となるこの日のワークショップ。外はあいにくの雨模様でしたが多くの方が来店され、展示スペースに立ち寄ってくださいました。
 参加されたお子さまからの「楽しい!」という声に励まされました。
 今回、天然の原料を絵の具として使用したことで、「この絵の具は何からできているんですか?」「きれいな色ですね」と声をかけていただくことがありました。
 用意した赤・黄・藍色のうち、赤の絵の具として使用した天然染料の「ラック(紫鉱)」の原料は熱帯アジアの木に繁殖するラックカイガラムシ(ラック虫)の雄が樹液を吸って分泌した物質で、日本には奈良時代に伝わったとされています。その色の鮮やかさと由来に、多くの方が驚かれた様子でした。
 ワークショップを通じて、自然との共生の歴史をあらためて学ぶと共に、これからのありかたについても深く考えるきっかけになりました。
「IBARAKI DESIGN MUSEUM Vol.2 もりのびじゅつかん」は、明日まで水戸市の京成百貨店にて展示しております。
 ぜひご来場ください!
【イベント名】IBARAKI DESIGN MUSEUM Vol.2 もりのびじゅつかん in 京成百貨店
【日程】2023年3月22日(水)~31日(金)10:30~20:00まで
【会場】京成百貨店(茨城県水戸市泉町1丁目6番1号)
    8F エスカレーター横
主催:茨城デザイン振興協議会
協力:京成百貨店/道の駅かさま/染色工房 ぷにの家/茨城県デザインセンター