
一般社団法人 茨城デザイン振興協会 会長あいさつ
このたび「茨城デザイン振興協議会」は、設立以来30余年にわたり積み重ねてきた歴史と信頼を受け継ぎ、「一般社団法人 茨城デザイン振興協会」として新たな一歩を踏み出しました。
デザインは、単なる形や見た目を整えるものではなく、人と人、人と社会をつなぎ、新しい価値を生み出す力を持っています。本協会は、人を中心に据えた交流と創造の場として、多様な個性や技術を尊重しながら活動を続けてまいりました。異なる背景を持つ人々が集い、互いの想いや考えを語り合い、ときにぶつかり合いながらも理解を深め、やがて強く美しいアイデアを生み出す。その積み重ねこそが、地域社会に新たな価値を提案し続ける原動力であると考えています。
これからの歩みにおいても、私たちは「意味ある創造」を追求し続けます。単なる制作にとどまらず、人と人とが真摯に向き合うことから生まれる力を信じ、その力を地域の未来へとつなげていくこと。それが本協会の使命であり、私自身の思いでもあります。
歴史ある団体の歩みを礎としつつ、新しい協会としてさらなる挑戦を重ね、デザインの力で地域文化と社会をより豊かに育んでいきたいと願っております。今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人 茨城デザイン振興協会 会長 岩間 琢哉