活動内容

昨日、2019年度通常総会が開催されました。今年度もIDPCでは、地域社会や未来に向けてデザイン提案して参ります。どうぞよろしくお願いします。
以下、会長のあいさつです。ご一読頂ければ幸いです。
本日はご多用中の中、ご来賓の皆さまをはじめ、会員の皆さまにおかれましては、2019年度通常総会に多数ご出席して頂き、誠にありがとうございます。
茨城デザイン振興協議会(IDPC)は、平成5年に設立しました。平成5年(1993)と言えば、当時の皇太子・雅子さまが御結婚され、Jリーグが開幕し、そして、インターネットがアメリカの大学で生まれたばかり。すでに携帯電話はありましたが、まだポケベル全盛の時代。はたして、その当時、現代のスマートフォンやインターネットが社会や生活にこれほど普及しているということは、ほとんどの人が予測できなかったと思います。
そして、令和元年を迎えた2019年度5月、今年で26年目を迎えたIDPCは、設立から四半世紀が過ぎました。
IDPCを築いてこられた歴代の会長をはじめとする諸先輩の皆さまには感謝しかありませんが、ここにあらためて、2019年度の総会を迎えられたことを嬉しく思います。
さて、IDPCの目的は、「クリエイターである会員同士が、様々な交流を通して、自己を啓発・研鑽し、そのデザイン力で広く地域社会に貢献していくこと」です。
一方でIDPCの未来を考えた場合、私は、はたしてIDPCはこのままで良いのか?と思っています。先が見えにくい現代、デザイン団体としての役割や機能を前向きに考え、新たに提案していくタイミングにあると考えています。
2019年度のIDPCのテーマは「対話」です。
どんな団体や組織も自分自身が先輩をはじめとする仲間から吸収し、学び取ることのできる機会、また、先輩の会員から、新入会員をはじめ入会の浅い会員に対し、良い方へ導き示すことができる機会、その両方の機会を得ることがIDPCの最大のメリットではないでしょうか。
毎年、プロジェクトや展覧会、講演会、紹介事業など、様々な活動の場があります。それらの企画や運営、互いにモノをつくるなど、会員同士が向き合うことで個人や企業組織では成し得ないメリットも生まれます。
私たちクリエイターは地域社会へ、また未来に向けて、どんな姿勢を示し役割を果たすべきなのか。2019年度は、年度をまたぐ手ぬぐいプロジェクトをはじめ、その他にも思い切った活動ができるタイミングでもあります。
ぜひ、気持ちを新たに、会員の皆さまと共にIDPCが進化できることを祈念して、会長の挨拶とさせて頂きます。ありがとうございました。
茨城デザイン振興協議会
会長 佐藤 正和